ごあいさつ
病院長よりみなさまへ
社会医療法人 福西会 理事長
福西会病院 病院長
山下 裕一
Yuichi Yamashita
福西会病院は、昭和45年開設の川浪病院から平成20年4月には経営母体の変更により現在の病院名となり、急性期病院として50年の歴史を持っています。この間、早良区を中心に福岡西南地区における中核病院として、また、1次・2次の救急患者を24時間受け入れる病院として、地区のクリニックや病院の先生方と共に地域医療を支える病院として発展して来ました。その間、平成26年に22床の地域包括ケア病床を設け、平成29年には50床とし、在宅診療科と訪問看護部門を合わせ持つ病院となり、地域包括ケアシステムを推進できるように機能の充実に努め、早良区を中心に福岡西南部における中核病院として患者様に安全で質の高い医療を実践してきました。
今後も、患者さんを紹介していただく地域の開業医・病院・施設の先生方のニーズにお応えし、信頼できる医療を提供できるよう、病院職員一同で取り組み貢献できる地域に病院になれるように実践していきたいと思います。
現在、わが国は世界で類を見ない高齢化社会が進んでいます。
福西会病院は、成人を対象とした多くの診療科を備え救急病院として多くの1次・2次救急患者さんの受け入れを行なってきました。とりわけ、多くの高齢な患者を受け入れ、その方々の入院治療に適した医療環境の充実を目指すと共に幅広い年齢層の救急患者対応にできるように努力を致しています。一方、急性期病院では、在院日数の短縮は保険診療の重要な課題です。そのためには、高い病院の機能、診断の迅速化および治療の的確さが要求されます。
当院では、平成12年以来、日本医療機能評価機構による認定を継続し、医療職の研修と高性能な医療機器の更新を絶えず行なっています。
国を挙げての働き方改革は、私共のような救急病院においても要求され、今後、医療の現場は次第に変化してゆく可能性があります。しかし、病院の基本は、病気を病む患者さんに満足していただける良質の医療サービスを提供することです。そのためには、提供する側が自分の仕事に誇りを持ち、職員も満足できる職場を作ることが必要でありますのでみなさま方のご理解が必要です。宜しくお願い申し上げます。
私ども福西会病院はこれまで以上に、当院の理念である『誠実で信頼される医療」を実践することで、患者さん、地域の先生方の信頼を集める医療を提供できるよう努力していきたいと考えております。
社会医療法人 福西会 理事長
福西会病院 病院長
山下 裕一
Yuichi Yamashita
当院について
● 当院は、救急指定病院・開放型病院・在宅療養支援病院であり、DPC(診断群分類包括評価制度)を導入しております。
● 敷地内全面禁煙です。