ごあいさつ
病院長よりみなさまへ
福西会病院 病院長
岩﨑 昭憲
Akinori Iwasaki
2025年4月1日付で山下裕一前院長の後任として病院長に就任致しました。
当院は1970年に開設され2008年には「福西会病院」に名称を変更し、今年で創立55周年を迎えます。病院の形態は2019年に特定医療法人、2020年に社会医療法人を認可された公益性の高い医療施設です。社会医療法人福西会グループの基幹病院として急性期医療に注力し、一次・二次救急患者から強化型在宅診療までの幅広い診療を行っています。昨年は3000件以上の救急搬送を受け入れており、手術件数も1300例を超えるなど積極的な医療にも取り組んでいます。
「誠実で信頼される医療」を理念に掲げ、地域社会・医療に貢献し皆様のご期待に応えていきたいと思います。また2000年以来、日本医療機能評価機構から5回の認定を受けています。このことは、患者中心の医療を推進し、日常的に安全・安心で良質な医療を提供し続けている病院の証だと考えます。
さて、当該施設がある医療圏の福岡・糸島地区の状況は、2025年の総人口160万人で、2011年と比較し入院患者数は47%、外来患者数は19%増加と全国平均よりも非常に高い伸び率を示しています。このように医療の必要度がさらに増す一方で、本年は団塊の世代が全て75歳となる高齢化社会の入り口に立っています。当然、これに伴い受診や入院も増え、高齢者は、呼吸器疾患、心疾患、脳血管疾患、糖尿病や高血圧、脂質異常症、整形疾患など複数の疾患を併せ持ち、その6割が3疾患以上の疾患を併発しているとも言われています。高齢者救急の医療の難しさが、ここにあります。どの医療施設も幅広い診療体制が求められています。
当院では、大学をはじめとする病院で十分に研鑽を積んだ専門医師や看護師、メディカルスタッフが綿密な連携をとりながら治療を行っています。200床ほどの中規模病院ですが、数多くの診療科やセンターを有する特徴を生かし、質の高い医療と、安全な医療の提供を心がけています。そのこともあり毎年医学生の学外教育を受け入れるほど信頼の厚い施設でもあります。皆さんも安心して来院いただけると思います。
アクセスは極めて良く、地下鉄七隈線野芥駅の真上にあり、バス停も病院玄関前が昇降場所で、多くの駐車場が完備されています。また近接する大学病院との連携が取りやすい場所にも位置しております。
これからも周辺の診療所・病院群と緊密な連携をとりながら、皆様に選ばれる病院を目指して行きたいと存じます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
福西会病院 病院長
岩﨑 昭憲
Akinori Iwasaki
医療安全管理業務の資格
- 医療安全管理者
取得2018.9.17 全日本病院協会 - 医療安全管理者アドバンストコース
取得2023.8.19 日本病院会
学会資格等
- 日本外科学会 専門医・指導医
- 日本呼吸器外科学会 専門医・指導医
- 日本胸部外科学会 専門医・指導医
- 日本呼吸器内視鏡学会 専門医・指導医
- 日本移植学会 認定医
- 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
管理者としての職歴
- 福岡大学病院長(2019.12.1-2021.3.31)
- 福岡大学総病院長(2021.4.1-2023.11.30)
- 福岡大学理事(2019.12.1-2023.11.30)
その他・学会関連
<日本呼吸器外科学会>
- 名誉会長
- 34回日本呼吸器外科学会総会会長
<日本外科学会>
- 特別会員
<日本内視鏡外科学会>
- 名誉会員
- 31回日本内視鏡外科学会総会会長
<日本呼吸器内視鏡学会>
- 名誉会員
<日本肺癌学会>
- 特別会員
当院について
● 当院は、救急指定病院・開放型病院・在宅療養支援病院であり、DPC(診断群分類包括評価制度)を導入しております。
● 敷地内全面禁煙です。