呼吸器外科
呼吸器外科は呼吸器内科と密接に連携し、最適な外科治療(手術)をおこないます。
対象疾患
気胸、胸膜炎、胸部外傷等の「良性疾患」から肺癌等の「胸部悪性疾患」の手術まで、幅広い胸部外科疾患に対して外科治療(手術)を提供いたします。
手術方法
手術は「内視鏡手術」を軸とし、低侵襲で痛みの少ない手術を計画します。 手術は2名の熟練した呼吸器外科医が行います。
迅速な対応
迅速な手術計画を立て、可及的に早い社会(家庭)復帰を目指します。
呼吸器外科対象疾患
当院で実施する手術治療の対象疾患は以下のとおりです。
自然気胸・続発性気胸
肺の一部が脆弱化して肺嚢胞という病変をきたし、これが破裂して空気が肺の外に漏れ出す病態が「気胸」です。成長期の、特に男性に発症することが多く、これは「自然気胸」と呼ばれています。また長期の喫煙によって高齢者におこる「肺気腫」によって引きおこされる気胸もあり、「続発性気胸」といわれています。いずれの気胸も「胸腔鏡下肺嚢胞切除」という手術で治療が行われます。
当院では迅速に手術を実施し、入院期間を最短にすることで患者さんの社会生活への影響を最低限にする努力をいたします。


胸膜炎・膿胸
胸腔内に感染が起こり、膿が貯留して高熱に苦しむのが胸膜炎・膿胸です。内科的治療が限界に達したら感染が増悪する前に迅速な外科手術が必要です。胸腔鏡による胸膜炎・膿胸の掻爬術が行われます。


胸部外傷・血胸
交通事故・転倒による肋骨骨折及びこれに伴う出血は、外科的な処置が必要な病態です。折れた肋骨を修復し、出血部位を止血することで全身状態の悪化を防ぎます。


悪性肺腫瘍
肺がんに代表される肺悪性腫瘍、あるいは転移性の肺腫瘍などに対しては、入念に準備をして根治的切除を行います。基本的な手技は胸腔鏡下の低侵襲手術が選択されます。


良性・転移性肺腫瘍・縦隔腫瘍・胸壁腫瘍
肺に発生する良性・転移性腫瘍、あるいは縦隔・胸壁腫瘍に対しては診断的意味でも切除がすすめられることがあります。この手術も、基本的に胸腔鏡下の低侵襲手術が選択されます。
福西会病院の呼吸器外科手術
胸腔鏡手術
福西会病院では、呼吸器外科の多くの手術を胸腔鏡手術(内視鏡手術)で行います。側胸部に3-5個の小さな切開(1-2cm)を加え、胸腔鏡(小型棒状のテレビカメラ)を挿入して手術を行うものです。小さな傷で実施できますので、1)痛みが少なく、2)回復が早い手術です。
自然気胸であれば術後3-4日で、肺がんであっても2週間以内で退院可能です。
開胸手術
肺がん手術のような大きな手術も基本的には「胸腔鏡手術」を行いますが、安全性と治療の確実性を担保するために「開胸」をおこなって手術を実施することがあります。その際も、できるだけ小さな傷にとどめ、術後の迅速な回復を図ります。
福西会病院の手術
高いレベルの学会資格と経験を持った複数の呼吸器外科医で取り組みます。福西会病院は中規模で小回りの効く病院ですので、患者さんのスケジュールに応じた予定設定を尽くすことで社会生活への影響を最低限に止められます。
術後は呼吸器内科医を含む呼吸器センターで管理し、安全な術後経過となるように努めます。


診療科・部門
診療科
診療センター
専門外来
部門
● 当院は、救急指定病院・開放型病院・在宅療養支援病院であり、DPC(診断群分類包括評価制度)を導入しております。
● 敷地内全面禁煙です。
























