消化器外科

消化器がん(胃・十二指腸・小腸・大腸・肝臓・胆管・胆囊・膵臓)と胆石・胆管炎、虫垂炎、腸閉塞、消化管穿孔、ヘルニア(脱腸)およびその他の腹部救急疾患に対する手術治療や内視鏡治療を行っています。年間手術症例数は347例(2018年)です。

急性期病院の外科として、腹部の救急疾患に対しては迅速な対応、迅速な診断、迅速な治療を提供する体制を整えています。機的手術においても近年は高齢化社会の影響で様々な併存疾患を有する患者さんが多く、各疾患に対する治療法も多様化しているために、患者さんへの充分な説明と話し合いを行った上で外科・内科・放射線科・麻酔科医師をはじめ診療に関わる全てのスタッフと連携しながら患者さんの抱える病状に最も適した治療計画を立てて治療に臨みます。

治療が開始されると同時に社会復帰に向けてのリハビリも開始されます。看護師、リハビリテーションスタッフだけでなく薬剤師、検査技師、栄養士など多職種のチームによって患者さんの退院までを心身共にサポートしていきます。

診療内容

基本的に疾患ガイドライン(科学的根拠に基づいた標準的治療)に準拠した診療を行っています。

  • 胃、十二指腸、小腸、大腸、肝臓、胆管、胆嚢、膵臓の悪性腫瘍および良性腫瘍に対する手術
  • 胆石症、胆嚢炎、胆管炎、胆石性膵炎、閉塞性黄疸に対する手術や内視鏡治療
  • 虫垂炎、腸閉塞、消化管穿孔、外傷、腹膜炎などの腹部救急疾患
  • 鼠径ヘルニア(いわゆる脱腸)および腹壁ヘルニアの手術
  • 「がん治療認定医」による消化器がんを対象とした化学療法
  • 「緩和ケア研修終了医」による癌の終末期医療(肉体的・精神的苦痛に対する緩和ケア)

主な対応疾患

胆嚢結石症(胆石症)、胆管炎・胆嚢炎について

当科で扱う病気の中で、最も症例数の多い疾患です。胆嚢に発生した石が原因となる事が多く、腹痛・発熱・黄疸などの症状を呈する腹部の救急疾患です。炎症を伴う場合は「急性胆管炎・胆嚢炎診療ガイドライン」に準じて治療を行っています。

胆嚢結石症の治療

腹痛や背部痛など、胆石による症状を有する場合は手術で胆囊を摘出します。基本的に1〜2時間ほどの腹腔鏡手術を行います。クリニカルパスを使用することで治療内容を標準化しており、安全で円滑な治療を実現しています。通常1週間以内の入院治療となりますが、高齢で併存疾患を有する患者さんに対してはそれぞれの状態に応じて最適なオーダーメイド医療を提供しています。

胆管炎や胆嚢炎の治療

胆石などが胆嚢の頸部もしくは胆管内部に詰まることで腹痛・発熱・黄疸などを惹起します。重症化する可能性の高い疾患ですので、発症後できるだけ早期に内視鏡的治療や腹腔鏡治療を行っています。

胆管内結石による胆管炎に対する治療は、手術ではなく経口内視鏡を用いた治療が優先されます。具体的には内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP)、十二指腸乳頭括約筋切開(EST)、結石の破砕除去(EBL)、胆管ステント留置(EBS)などを行います。手術と比べて患者さんにかかる負担が少ない低侵襲な治療ですが、本治療を受ける方の多くは高齢で体力が衰えており、治療に伴う合併症を起こさぬよう細心の注意を払って治療に臨んでいます。

胆嚢内の結石による胆嚢炎に対しては、できるだけ早期に胆嚢摘出手術を行います。発症後3日以内であれば比較的安全に腹腔鏡手術を行う事ができます。発症後経過が長い症例では炎症による癒着や繊維化が高度のため、応急処置として経皮経肝的胆嚢ドレナージ術を行い炎症を鎮めたのちに胆嚢摘出手術を行います。このような2段階治療は術中術後の合併症を防ぐ治療法として重要と考えています。

消化器がん

胃がん、大腸(結腸・直腸)がん、肝臓がん、胆嚢がん、胆管がん、胆嚢がん、膵臓がんなどに対して消化器チームで綿密な治療計画を立て、個々の患者さんに最適な治療を提案します。進行がんにおいては手術と化学療法の組み合わせにより予後の改善に取り組んでいます。

ヘルニア

鼠蹊部(そけいぶ ※左右の下腹部、足の付け根付近)や腹壁に発症したヘルニアに対して手術治療を行います。腹腔鏡手術を主に行っており、入院期間は2〜5日間です。

腹部救急疾患

虫垂炎、腸閉塞、消化管穿孔、外傷、腹膜炎などの腹部救急疾患には24時間対応で迅速に治療を行います。

化学療法

がん治療認定医、化学療法の専門知識を持つ看護師および薬剤師で構成するチームで消化器がんに対する化学療法を行っています。初回導入時のみ入院していただき、数日間の安全性確認のち外来通院治療へ切り替えています。外来の化学療法室は半個室となっており、リラックスした空間で治療を受けていただきます。

緩和ケア

がんの終末期医療として、緩和ケア研修終了医や緩和ケア認定看護師が中心となって身体的・精神的苦痛に対する緩和ケアを行っています。

患者さまへ

病には様々な種類や段階があります。どのような疾患であっても患者さんとご家族に満足が得られるよう、誠実で信頼される質の高い医療を提供できるよう日々努力を重ねています。

開業の先生方へ

腹部救急疾患に対する緊急入院、緊急手術には昼夜を問わず対応しています。迅速な治療を行うべくこれからも努力して参りますのでどうか気兼ねなくご連絡下さいませ。

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当院は、救急指定病院・開放型病院・在宅療養支援病院であり、DPC(診断群分類包括評価制度)を導入しております。

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