人間ドック・各種健診

脳ドック

脳卒中を予防する。

脳卒中は、発病してから治療しても後遺症が残ることの多い病気です。

最悪の場合は、寝たきり状態となり介護を必要とし、家族の負担が増加します。脳卒中は、未然に発病を防ぐことが最も大切です。そのためには、脳ドックを受けることをお薦めします。当院ではシーメンス社製1.5テスラ超電導MRI装置を用いて、脳の検査を行っています。

くも膜下出血の原因となる脳動脈瘤は、破裂前に発見することが可能です。小さな無症候性脳梗塞（いわゆる隠れ脳梗塞）や微小な脳内出血の痕跡も早期に発見することが可能ですので、今後の脳卒中予防の対策をとることが可能となります。

未破裂脳動脈瘤

（矢印）
微小脳出血

（矢印）

脳に血液を供給している頸動脈の精査も行います。MRIと超音波検査を併用して、頸動脈の動脈硬化の状態を判定します。MRI検査や超音波検査は放射線被爆がないことから、安全に実施できる検査です。その他に、血液検査、心電図などの一般的な検査もあわせて行います。脳ドックの結果判定とご説明は、脳卒中専門医（脳神経外科部長：不破功）が担当いたします。

検査料金・検査項目

料金	36,670円（税込）
問診	問診票にて症状などをお伺いいたします
身体計測	身長、体重、肥満度、BMI
生理学的検査	血圧測定、心電図検査、視力検査、聴力検査
超音波検査	頸動脈エコー
画像検査	頭部MRI／MRA
生化学的検査	総蛋白・アルブミン・BUN・クレアチニン・尿酸・総コレステロール・HDLコレステロール・LDLコレステロール・中性脂肪・AST・ALT・γ-GTP・血糖・HbA1c
血液学的検査	赤血球・白血球・血色素・ヘマクトリット値・血小板数