臨床工学科
臨床工学科では、安全安心な医療が提供できるように、医師の指示のもと生命維持管理装置の操作および保守点検業務を行っています。また、患者さんに安全でより効果的な治療を提供する為に、最新の技術や知識習得に努め、常に向上心を持って業務を行っています。
業務内容
腎センター(人工透析室)
当院腎センターは50床のベットを有し、血液透析(HD)、血液透析濾過(HDF)などの血液浄化療法を中心に、穿刺や開始・回収業務および透析効率データ集計などの支援業務を行っています。また血漿交換や血漿吸着、エンドトキシン吸着、腹水濾過濃縮再静注法などの特殊な血液浄化療法にも対応しています。それに加えて透析装置の故障時にはできるだけ自分たちで対応し、透析装置のダウンタイムを短くするように努めています。
また、安全安心な透析治療を提供するために点検計画表に基づき、透析装置等の保守点検や透析液水質管理も実施しています。
医療機器管理業務
人工呼吸器、輸液ポンプ、シリンジポンプ等を中央管理し、保守点検や稼働状況の確認などを行っています。人工呼吸器などにおいては、使用状況確認のため病棟ラウンドも実施しています。また職員を対象とした医療機器安全使用のための勉強会も実施しており、医療機器の品質管理・安全性の向上に努めています。
心臓カテーテル検査業務
CAG(冠動脈造影)、PCI(経皮的冠動脈形成術)、下大静脈フィルター留置等の清潔野で、物品の準備、医師の介助業務および超音波血管内エコー(IVUS)や大動脈内バルーンパンピング(IABP)の操作などを行っています。
認定資格
- 血液浄化専門臨床工学技士 … 1名
- 透析技術認定士 … 5名
- 呼吸療法認定士 … 2名
診療科・部門
部門
診療科
専門外来
診療センター
● 当院は、救急指定病院・開放型病院・在宅療養支援病院であり、DPC(診断群分類包括評価制度)を導入しております。
● 敷地内全面禁煙です。