女性外来(大腸・肛門外科)
女性のための肛門外科外来を行っております。
肛門疾患の内科的・外科的治療の専門外来
おしりの病気には、三大肛門疾患といわれる痔核、痔ろう、裂肛の他に直腸脱、便秘や便漏れなどの
排便障害などがあります。
- 排便時の肛門からの出血や痛み、脱出
- 肛門の周りの腫れや化膿
- 肛門の周りのかゆみ
- 便秘や便漏れ
このようなおしりの症状で男性の先生に診察してもらうのは恥ずかしく、受診をためらっていた方は、
ぜひ当院肛門外科、女性外来にご相談下さい。
大腸肛門病学会専門医の別府、平瀬の2名が診察にあたります。
病気の原因・症状・治療
痔核(じかく)
肛門部の静脈の血流が悪くなりうっ血し、さらに静脈が拡張したものが痔核です。
発生する場所により、内痔核と外痔核に分けられます。
- 原因
- 排便時のいきみ、便秘や下痢、長時間の同じ姿勢、出産など
- 症状
- 出血、痔の脱出、突然血の塊ができたり、腫れて痛むなど
- 治療
- 保存的治療、注射地帳や手術治療
肛門周囲膿瘍(のうよう)・痔瘻(じろう)
肛門陰窩(肛門付近に存在する小さなくぼみ)に細菌が入ることで感染し肛門の周りに炎症がおこり、
膿が溜まります。その後、管ができると痔瘻となります。
- 原因
- ストレスやアルコールの摂取などによる下痢、裂肛からの感染、他の疾患に伴っておこるものなど
- 症状
- 高熱、痛み、腫れ、座れない、膿が出る
- 治療
- 切開排膿、痔瘻根治術
裂肛(れっこう)
肛門の皮膚が切れる状態です。
- 原因
- 硬い便や勢いよく出る下痢など
- 症状
- 排便時の出血、痛み、排便後もしばらく続く痛み繰り返すと肛門が狭くなることもあります
- 治療
- 保存的治療、手術治療
診察時について
1服装や診察の仕方
ベッドに左側を下にして横向きになっていただき、バスタオルをかけ、指診や器具を使った診察をします。下着やスカート、ズボンを少し下げて診察しますので、脱ぎ着がしやすい服装が良いでしょう。
診察前にお風呂でおしりをきれいにしてくる必要はありません。
2診察当日のお食事
食事はしてきていただいて構いません。
3生理中
生理中でも診察や検査はできます。診察の時にお声かけ下さい。
4妊娠中
妊娠中でも診察や検査はできます。診察の時にお声かけ下さい。
5授乳中
授乳中でも診察や検査はできます。診察の時にお声かけ下さい。
診察日・時間(完全予約制)
女性外来(完全予約制)
毎週月曜日と水曜日の午後に診療を行っています。
初診の方 | 毎週月、水曜日 14:00~15:00 |
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再診の方 | 毎週月、水曜日 14:00~15:00 |
ご希望の方は、下記の受付専用窓口まで事前に電話予約をお願いします。
受付専用窓口
TEL092-861-2837(直通)
(平日 12:00〜16:30)
(平日 12:00〜16:30)
大腸・肛門外科外来
平日の午前中は一般外来を行っています。一般外来でも女性医師による診察が可能な曜日があります。
初診は女性医師で対応いたしますが、当日の急な検査や入院中の治療は、男性医師が一緒に行う場合がありますのでご了承下さい。学会等で女性医師が不在となることがありますので、受診ご希望の場合は前もってお問い合わせ下さい。
診療科・部門
専門外来
診療科
部門
診療センター
● 当院は、救急指定病院・開放型病院・在宅療養支援病院であり、DPC(診断群分類包括評価制度)を導入しております。
● 敷地内全面禁煙です。