令和5年1月18日（水）、高取公民館にて院外講座を開催しました。

今回は、当院神経内科の小倉玄睦医師より「認知症のはなし」というテーマで、①認知症概要、②認知症予防、③認知症と診断されたら　について講演をさせていただきました。

認知症には種類があり、回復するものもある。認知症の予防は、適度な運動（散歩などの有酸素運動）とバランスのとれた食事、適量の飲酒が大切。また、認知症と診断されても家族や友人など周囲の人との関わりをもち、介護保険など社会資源を利用していきましょうとわかりやすくお話していただきました。

質疑応答では「どうなったら認知症とわかるのでしょうか？」「家族からは認知症よと言われるが自分はそうは思わない」「認知症の方に自覚してもらう声掛けはどうしたらよいか？」などたくさんの質問をいただき、関心の高さを感じました。

講演後は休憩をはさみ、リハビリテーション科作業療法士の樋口祐一より、椅子に座ってできる認知症予防の運動を指導していただきました。認知課題を取り入れた腕の運動や足踏み運動を皆さんと一緒に行いました。なかなかうまくできなかったりして皆さん盛り上がっていました。

当院はこれからも地域の健康増進を目的に活動を続けて参りたいと思います。